教員紹介
平瀬 祐子 教授 (Professor Yuko HIRASE)
1972年,兵庫県生まれ。1996年に大阪府立大学(大阪府堺市)で数理工学の修士号を,2016年に大阪大学(大阪府吹田市)で電気工学の博士号を取得。2006年から2019年まで川重テクノロジー株式会社(兵庫県明石市)に勤務。2019年より東洋大学理工学部(埼玉県川越市)での准教授を経て2025年,本学科に着任。2022年より経済産業省電力・ガス取引監視等委員会専門委員。マイクログリッド,分散型発電,同期発電機,電力変換システムの研究に従事し,再生可能エネルギー用パワーインバータや系統安定化装置の設計・開発に携わる。IEEEシニアメンバー,CIGRE,IEEJ,JIPE会員。
研究室ホームページ
担当科目一覧
- 応用数学I(学部2年前期)
- 応用数学II(学部2年後期)
- アナログ回路(学部1年後期)
- 先進エネルギーナノ工学詳論(学部4年前期分担)
KEYWORD
インピーダンスベース解析、仮想同期発電機、データ駆動解析、電力システム、パワーエレクトロニクス
研究テーマ
研究の背景
GX(グリーントランスフォーメーション)促進に向けて,自然由来のエネルギーを利用した電源が注目を集めています。このような電源は地勢の影響を受けてあちらこちらに点在するため分散電源と呼ばれますが,従来の大規模発電所の電源(同期発電機)との特徴的な違いは,電力網に,パワーエレクトロニクス(パワエレ)機器を介して接続されることです。パワーエレクトロニクス機器に使用されるパワー半導体を高度に制御することで,かつては難しかった電力網の電圧と周波数の変更(変換)が可能となったため,1990年代頃から世界中の産業が革命的に進歩しました。一方で,パワエレ機器経由で接続される多数の分散電源が支配的な電力網では,発電所の少数の同期発電機が主体であった電力網と異なり,共振といったこれまでに経験したことのない不安定性への対応が求められるようになりました。
教育目標
難題に直面した際に,自由な発想で対応できる柔軟性と即応性,さらに,既存の枠を超えた新たな課題を自ら提案できる研ぎ澄まされた感性を,じっくりと養います。社会で即戦力として活躍できるよう,同期だけでなく,先輩や後輩とも協力し,互いに知恵を出し合いながら成果を生み出し,その喜びを共有します。
共同研究先一覧
筑波大学,早稲田大学,産業技術総合研究所,兵庫県立工業技術センター,川崎重工業株式会社,株式会社東光高岳,など