2015年07月08日
7月4日(土)、関西学院大学神戸三田キャンパスの理工学部において、新学科開設記念行事を開催しました。
7月4日(土)、関西学院大学神戸三田キャンパスの理工学部において、新学科開設記念行事を開催しました。<開催レポート2(2/4)>
午後2時からは
「科学技術の未来」〜大学からのイノベーションへの挑戦〜
と題して新学科開設記念講演会を開催しました。
文部科学大臣補佐官であり、慶應義塾大学および東京大学教授の鈴木寛様からは、「科学技術の未来」と題した講演をして頂きました。講演では、日本の科学技術政策全般、今後の科学技術イノベーションの展望とイノベーション政策、医療イノベーションの進展、さらに私立大学への期待を述べられました。特に、国立大学の予算が削減され続けられる中で、関西学院大学では理工学部にあらたに3つの学科を純増されることに大きな感心と期待を述べられました。
兵庫県副知事の金澤和夫様からは、兵庫県における科学技術政策の概要、新たなイノベーションに向けた産学官連携の推進、地域創生の実現、そしてこれからの大学への期待について、ご講演を頂きました。今後、関西学院大学理工学部と兵庫県、さらには在県機関との連携が期待される内容でした。
鈴木氏、金澤氏からは、関西学院大学理工学部の新しい取り組みを高くご評価いただくとともに、今後の更なる発展のための激励の御講演をいただきました。
このあと、新学科を代表して先進エネルギーナノ工学科の大谷昇教授が、「先進エネルギーナノ工学科の目指すもの」と題した講演をいたしました。ウィットに富んだトークで聴衆を魅了しながらも、学科目指す教育研究、人材育成についてを熱く語りました。大谷教授の講義では、爆笑の連続でした。諸々の事情を加味し、一部をカットした形で、講演の様子をYouTubeで公開しております。是非、別の機会で大谷教授のライブ講義を堪能してください。
大谷研究室:https://www.kg-nanotech.jp/page/dir000017.html